ちょっと、にわかには信じられないけど、三菱重工が大真面目に発表してるんですよコレ。
・重水素透過によるナノ構造多層反応膜上での元素変換反応(PDF)
これによると、『セシウムがプラセオジウムという物質に、ストロンチウムがモリブデンという物質に元素変換された』とされています。
この技術によって『放射性セシウムなどを無害な非放射性元素に変換する、放射性廃棄物の無害化処理の分野で将来、社会に貢献することが期待される。』と書かれています。
大掛かりな設備は必要じゃないらしいです。
重水素と、少ないエネルギー、それと数日の時間のみで元素変換できたとのこと。
と言っても、元の物質からガンガン別の物質が生み出されてるって訳じゃなくて、今のところ100万分の1グラムとかそういうレベルでの話。
でも、この技術が実用レベルまで拡大すれば、核廃棄物の問題とか全部解決するんだよなぁ。。
とりあえず期待してます。
頑張れ、三菱重工。
・重水素透過によるパラジウム多層膜 上での元素変換の観測(PDF)
・放射性廃棄物の無害化に道? 三菱重、実用研究へ :日本経済新聞
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