人糞を石油へと変えてしまうバイオ燃料生成法を開発したそうです。
そもそも石油ってのは、有機物が地層内に体積して高温高圧の環境で変質して出来たもの。
ならば有機物(=人糞)を人工的に地層内に近い高温高圧の環境に置く事で、意図的に変質を起こして石油を作ろうとしてこのような暴挙に出たとの事。
地球がやると何百万年もかかるけど、パシフィックノースウェスト国立研究所の設備だと、同じ道程を数分でこなせてしまう。
水熱液化という技術を使っているそうです。
どのくらい高温高圧なのか?と言うと、摂氏300度・3000psi(=1平方センチあたり210kg)とされてます。
すごいですね。
なんとなくアレな感じですが、リサイクルの志向としては完璧ですよね。
これは見習うべきですよ。
2018年に実証プラントを建設する計画だそうなので、実用化するとしたらその先ですね。
これが実用化すると、単純に人糞から石油が出来るだけじゃなくて、排泄物の輸送や処分にかかる金銭負担が大幅に減るとのこと。
マジもんのゴミが石油に変わるんだから、まさしく現代の錬金術ですわ。
・米国立研究所、人糞から石油を合成する方法を開発・プラントを建造して実用化試験へ
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