メタンハイドレートは平成30年代後半には民間企業主導で商業化が開始される予定。
石油・天然ガスは、探査実績がまだ十分ではない為、しばらくは日本の周辺海域を調査。平成30年までに6万2千平方kmを探査し、詳細な地質情報を取得する。三次元物理探査船「資源」が探査を実施。
海底熱水鉱床とはマグマ等に熱せられた海水中に溶け込んでいる銅、鉛、亜鉛、金、銀等の有用金属の事。平成30年までは主に調査を重点的に行い、平成30年以降に民間企業による商業化が実施される事を目指す。
コバルトリッチクラストとは、海山(海中にある山状の地形)を覆っているマンガン酸化物の事。平成40年までは調査に次ぐ調査、平成40年以降に商業化の可能性を探る。
海底堆積物中のレアアースは、当面は調査を行い、平成27年に調査結果をまとめ、以降は商業化に向けた課題の詳細を探る。
マンガン団塊とは、海底の堆積物上に分布している水酸化鉄と水酸化マンガンが主体の凝結物の事。銅、ニッケル、コバルト等の有用金属も凝結物に含まれている。国際海底機構という組織と結んだ探査契約(マンガン団塊の概要調査及び探査に関する規則)が終了する平成28年6月までに商業化の可能性を検証する。
あくまで現段階での見通しではありますが、メタンハイドレートは期待出来そうな感じですね。
・「海洋エネルギー・鉱物資源開発計画」の改定について(METI/経済産業省)
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