2013年07月02日

世界で初めて成功した東部南海トラフでのメタンハイドレート海洋産出試験が、実は2001年から計画されてたと知って驚いた



東部南海トラフでのメタンハイドレート産出試験に、世界に先駆けて日本が初めて成功した事が話題になったのは2013年の3月14日。

ちょうどホワイトデーの日でした。

今日になってふと『そう言えばメタンハイドレートの件のその後はどうなってるんだろう。続報とか有るかな?』と思ったので、色々と調べ始めてみたんですよ。

まず、このメタンハイドレートの産出試験を行っていたのは誰なのか。

探してみるとそれはJOGMECという独立行政法人でした。

で、JOGMECの公式サイトでメタンハイドレートに関する続報を探してみたらですね、そもそも今回のメタンハイドレート産出試験が実は10年以上も前の2001年から計画されてた事を知ってビックリしましたよ。

2001年て埼玉県にさいたま市が出来た年ですよ。

それでですね、JOGMECのサイトにはメタンハイドレートに関する6つの目標が書かれてるんですよ。

メタンハイドレート資源開発技術 : 石油・天然ガス開発 | JOGMEC

1.日本周辺海域におけるメタンハイドレート賦存状況と特性の明確化
2.有望メタンハイドレート賦存海域のメタンガス賦存量の推定
3.有望賦存海域からのメタンハイドレート資源フィールドの選択、並びにその経済性の検討
4.選択されたメタンハイドレート資源フィールドでの産出試験の実施
5.商業的産出のための技術を整備
6.環境保全に配慮した開発システムの確立

この目標中の4までが現在達成してるって事なんですよね。

JOGMECのサイトの方ではその年ごとのおおよそのスケジュール表も書かれてるのですが、この表を見ると驚く程順調に計画が進んでいる事が分かって嬉しくなります。

ちなみに上記の6つの目標中に賦存(ふぞん)というあまり見なれない言葉が出て来ますが、これは『そこにある事が分かってる資源』の事だそうです。

いよいよ次は目標の5番目、商業的産出の準備に入る訳ですね。

早く日本が資源大国にならないかなー。

Q&Aで知る、JOGMEC


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posted by 正宗 at 12:49 朗報ジャパン >> 資源
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