正式名称は『環境社会検定試験』と言うそうです。
簡単に言うとこのeco検定とは、環境保護と企業の経済活動を両立させる為の知識を身に付けている事を示す資格です。
面白そうだと思って色々調べてみましたが、正直な話、今すぐ就職が有利になるような実利豊かな資格という訳ではではなさそうです。
ただ、将来的にもずっとメリットが無いかと言うと、どうもそんな事はないような気がするんですよね。
現在でもある程度以上の規模を持つ企業になれば、コンプライアンス的な意味でも一定の水準以上で環境に配慮しつつ経済活動を行ってるじゃないですか。
この動きは今後ますます活発になるはずです。
2039年までに原発ゼロにしようぜ、と言っているこの日本では、滅多な事じゃ「経済の為なら環境を破壊してもやむを得ない」という流れにはならないと思うんですよ。
そこでですが、ちょっと考えてみて下さい。
今後は環境への意識がますます高まるじゃないですか?
そうなると環境を保護する為の新たな法律や規則、新たなテクノロジーがいくつも生まれたりするじゃないですか?
と言う事は、複雑化した環境周辺のあれやこれやを一手に引き受けられる人材があちこちで必要になってくると思いませんか?
でも、その頃にはeco検定は需要が増えて競争が激化し、おまけに新たな法律や規則、新たなテクノロジーが検定試験の問題を今よりもずっとずっと難しくしてると思うんですよ。
参考までに書いておきますと、2011年全体の試験結果は受験者44,554人に対して合格者29,158人で合格率65.4%、2012年に行われた第12回試験の結果は受験者16,228人に対して合格者9,033人で合格率55.7%でした。
今のところ半数以上の人が合格していますね。
・検定試験情報 [eco検定試験]
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