話をしているのは筑波大学大学院教授の渡邉信さん。
渡邉信さんの言によると、オーランチオキトリウムという藻から収穫出来るオイルで、重油、軽油、ナフサ、ジェット燃料、灯油、ガソリン、プラスチック等が作れるそうです。
実験段階では既に問題なく使えてるレベルで、実用化されても今使ってる設備を何も買い替える必要が無く、そのまま使えるのは非常にありがたい。
日本の原油輸入量年間2億トンを賄うには、2万ヘクタールあれば十分な量の藻を育てる事が可能だそうです。
2万ヘクタール=200平方kmなので、およそ東京ドーム4,300個分。
多すぎてイメージ湧かないのでググってみたら、群馬県のみどり市という場所がヒットしました。
大量生産にかかるコストが今後の課題だとか。
早いとこ産業レベルで実用化してみんなでアラブの石油王クラスのお金持ちになろうよ。
・渡邉信・彼谷邦光研究室 藻類バイオエネルギー実用化のための研究開発を行っています
・藻類産業創成コンソーシアム
スポンサード リンク
『資源』カテゴリの最新記事
- 日本国産の水エネルギー来るか?OHMASA-GAS(オオマサガス)を開発した日本テクノ株式会社、大政社長に神の..
- まじめな話なんだけど、人糞が石油に変わるらしいよ
- 小笠原諸島、南鳥島のレアアースならこの人!東京大の加藤泰浩教授についてメモってみた
- ここはガンダーラか?主にコストの面で手が届きそうで届かない海底にてコバルトリッチクラストを確認
- 海底に眠る熱水から金、銀、銅など有用金属を採掘するプロジェクトが始動
- え?これマジ?『炭酸ガスと水を使い効率的に石油を合成』今中忠行教授の明日はどっちだ?
- 『藻からバイオ燃料』のおおよその現状がよく分かる簡潔明瞭まとめ
- 日本産出資源は今後こうなる!メタンハイドレート、石油・天然ガス、海底熱水鉱床、コバルトリッチクラスト、レアアー..
- ミドリムシが有能すぎて顎が外れるくらいビックリ!食材、化粧品、水質浄化、CO2削減、バイオ燃料...こんなに凄..
- 世界で初めて成功した東部南海トラフでのメタンハイドレート海洋産出試験が、実は2001年から計画されてたと知って..
- 川崎重工が言うには、稲わらからリッター40円でバイオエタノール作れるらしいよ
- 藻から石油でお馴染みの渡邉信教授が仙台復興で大活躍
- 新潟から石油...出ておくれマジで
- 取り敢えず、日本近海には『メタンハイドレート』というガス資源が大量に埋まっている事も覚えておこうじゃないか
- 日本の最東端の南鳥島にはレアアースが埋まってる。恐らく、数千年分!
- 本当ならもう車を走らせるのにガソリンなんか必要無かったらしい。水で走る車が既に完成してた件