GammaPixというスマフォアプリです。
しかもアンドロイド版のGammaPix Liteはなんと無料。
iPhone版は残念ながら有償アプリしかないけど、それでも600円で買えます。
一番気になったのは『スマフォのアプリでどうやって放射線量を計測するんだろう?』という仕組みの部分。
調べてみると、どうやら『アナログのカメラフィルムが放射線によって光も無いのに感光してしまう』という現象をデジタル処理で計測するという仕組みのようです。
...それはアナログフィルムだからこそ起こる現象なのでは?
デジタルで本当にそんな事が出来るの?
と思ったのですが、更に調べてみるとこれがどうやらデタラメという訳では無さそうなんですよ。
論より証拠。
以下のムービーを御覧下さい。
これは福島第一原発4号機の水を採取しているムービーなのですが、よく見るとあちこちでドット欠けのようにチカッチカッと光が明滅しているのが分かると思います。
画面が小さくて見辛い場合は、出来ればムービー右下の四つ矢印をクリックして全画面モードで見て頂ければと思います。
30秒あたりから頻繁にチカチカし始めます。
これがどうやらレンズを透過した放射線が光として認識される現象のようです。
アナログフィルムを使ってなくても同じ現象が起こるんですね。
GammaPixは、カメラで捉えたこのチカチカの数がどれだけ有るかによって空気中の放射線量を計測するとの事。
最初にも書きましたが、このような仕様の為に専用のガイガーカウンターのような精度は期待出来ないと思います。
しかし、ある程度の指標でも有ると無いでは全く違うもの。
せっかく無料・格安で手に入るなら、インストールを検討してみるのも悪くないのではないでしょうか。
・Android Google Play:GammaPix Lite
・iPhone iTunes App Store:GammaPix
スポンサード リンク